ユトレヒト

英国･大西洋 ユトレヒト/オランダ

ユトレヒトは8世紀よりオランダの宗教の中心で、現在でもオランダ・カトリック教会で最も重要な地位をユトレヒト大司教が担っています。また、復古カトリック教会の大主教座や、プロテスタント教会の教区事務所もユトレヒトに置かれています。17世紀に始まるオランダ黄金の時代にアムステルダムがその地位を奪うまで、ユトレヒトは北オランダ（現在のオランダ国土と言う意味で、ベルギーやルクセンブルクは除く）で最も重要な都市でした。

ライン川からほど近く、その支流は旧運河として市内を流れています。
かつて城壁に囲まれていた旧市街に建つ、大聖堂の塔（ドムトールンタワー）が街のシンボル。中世の雰囲気あふれる建築物の街並みや遊歩道を散策したり、美しい運河沿いのカフェで休憩したり、のんびり過ごすのがおすすめです。
また、うさぎの「ミッフィー」の作者ディック・ブルーナの出身地としても知られ、ミッフィー博物館（ディック・ブルーナ・ハウス）は、ファンならずとも訪れてみたい人気スポットとなっています。街中にも、彼のイラストをモチーフにした看板や像などを見ることができます。